2013年9月12日木曜日

日本の現状を垣間見た

先日、現地確認があり、設計士さんと待ち合わせた。車が次々と到着、工事関係者が一時的には14、5人にもなった。施主としては、何でこんなに人数が多いのだろうと思いつつ、プロジェクトの始まりを実感するのであったが、あの人は設備、あの人はガス、電気・・・それ以外に何屋さんか分からない人たちがいる。 大家さんから5,6人も来ているのだ。賃料高々○○円の現地確認に大の大人がこれだけ来る。私たち民間なら一人で済むところを、これだけの人数が必要になる。この構造こそが今の日本を象徴しているのだと思う。右肩上がりの時代にはこれが良かったのだが、これからは違う。一度成功した制度や構造も時代と共に変わらざるを得ない。全体を見渡すことの出来る専門性。これからは野蛮な多機能性が求められるのではないだろうか。